ナーシングホームOASIS 運動特化型 プール付デイサービス トレヴィ

   ナーシングホームOASISにおける運動機能維持・回復への取り組み


戦前から続いていた「梅の湯」の天然水はナーシングホームOASISとなった今でもこんこんと湧き出ている良質な天然水です。

ナーシングホームOASISに併設されたデイサービス「トレヴィ」では、皆様に愛された天然水を使って、水中運動による体にかかる負担を減らしながら効果的に行える運動であるアクアサイズを行っています。

トレヴィでは、アクアサイズ(水中運動)、レッドコードエクササイズ、マシントレーニング(有酸素運動)の三本柱でADL維持・向上を図ります。


     水中運動の特性
    高齢者が運動を行うには、水の中が理想的です。
温冷刺激、浮力、圧力、そして抵抗が身体にやさしく作用します。

<水温>
水には大量の熱を吸収し、蓄え、放出する性質があります。熱は高いほうから低いほうに、つまり32℃前後の水の中に使っていると、体の表面では冷却と熱の移動が頻繁に行われることになります。そのため、身体の新陳代謝は高まり、血管その他、循環器系にも好結果をもたらします。

<浮力>
水の浮力は、身体を重力から開放してくれます。水の中に入ると荷重免荷がおき、抗重力筋の解放で肉体的な緊張だけでなく、精神的にもリラックスさせてくれます。

<水圧>
水の圧力は血液やリンパなどのうっ滞状態に対して効果的です。下肢は身体の他の部位よりも低い位置にあるため、水中では水圧により下肢に溜(た)まった血液の還流が促進されます。これによって血行が改善されむくみも少なくなります。また、水圧による呼吸筋トレーニング効果もあります。

<抵抗>
水の抵抗は筋肉のトレーニングに利用できます。水の中で身体を動かすと、必ず水の抵抗を受けます。この抵抗は、抵抗面と運動の速度によって変化します。両 手を大きく広げて速く動かすと抵抗は大きくなります。水中での運動はその人の能力に応じて強弱をつけることができます


   運動特化型デイサービストレヴィで行われるリハビリテーションについて

     アクアサイズについて
   
 
水中運動
効果・対象
浮力
水中では常に浮く力が生じ、肩・腰・膝の負担が軽くなり無理なく運動するとができます。 関節への負担が軽減される。
疾患例:関節疾患など
抵抗
水による抵抗により効率よく筋肉を強化することができます。 運動量が増加し、消費カロリーが増強する。
疾患例:廃用症候群、糖尿病など
水圧
水中では全身に水圧が加わり皮膚へのマッサージ効果が生じるため全身の循環が良くなり、腫れやむくみも改善されます。また、呼吸機能を増大させる効果もあります。 呼吸筋のトレーニングができる。下肢の浮腫が解消する。
疾患例:COPD、心機能低下、末梢循環不全など
水温
温熱効果による痛みの軽減・筋肉のリラックス・代謝機能の促進などがあります。 体温を奪われやすく、からだは熱の産生を増加するために、消費カロリーが増強する。
疾患例:糖尿病、体重を落としたい方など
流水
水の流れに逆らったり、流れに沿って歩く(運動)することにより筋力増強や、バランス感覚が養え、マッサージ効果もあります。 バランス機能向上、歩行能力向上。
疾患例:片麻痺症状、パーキンソン症状の方
   
物理的効果に加え、水に浮かぶことで重力からの解放、適度な温度でのリラックス効果もみられます。
グループエクササイズ:スタッフ2 対 利用者様4~5で、水中運動
個別リラクセーション:スタッフ1 対 利用者様1で水に浮かび、リラクセーション

注意点:排せつ自立の方、コミュニケーションが取れる方、グループエクササイズは起立
    見守りで行える方が対象となります。また、主治医の指示が必要となります。
   

    個別アクアサイズ(リラクセーション)
    ご利用者様1人に対し、スタッフ1人で対応します。
時間としては20分程度です。

WATSUという手技を使い、水に浮かぶ開放感、リラックス感を感じられます。まるで、無重力状態です。

対象となる疾患例
コミュニケーションがとれ、尿・便意自立の方、呼吸器がついていない方であれば、基本的にどのような疾患をお持ちの方でご利用いただけます。
主治医の指示のもと実施させて頂きます。


    グループアクアサイズ
    ご利用者様の動作能力によって多少前後はしますが、運動指導員2名に対し、ご利用者様は4名程度で対応いたします。運動時間は体力に合わせ30分~45分程度です。
ご利用者様の運動機能を理学療法士によって評価し、オーダーメイドな治療プログラムを立案いたします。

対象となる疾患例
脳血管疾患(片麻痺・運動失調など) 運動器疾患(骨折後、膝関節痛、股関節痛、腰痛など)
呼吸器疾患(軽度のCOPD、など)
パーキンソン症状をお持ちの方、糖尿病の方、運動不足の方など、主治医の指示のもと実施させて頂きます。

上記疾患の方で、排せつ自立、動作能力として、起立見守り以上の方を対象とさせて頂きます。
その他疾患の方でも、水中運動にご興味のある方はご相談下さい。
     


     レッドコードとマシントレーニングについて
   
   
  レッドコードの歴史・沿革
  スリング(吊る)という概念は70年ほど前の第2次世界大戦の負傷者に対してのリハビリから行われていた。1992年ノルウェーのPatterが自身の腰痛に対してぶら下がることで腰痛が改善したという体験から、セラピーマスター(現在のレッドコード)を開発。日本には1997年に紹介された。

その後、ヨーロッパを中心に研究がすすめられ、発祥地のノルウェーでは会社~病院~自宅まで、様々な場所で活用されている。現在、世界20ヶ国で使用。

  レッドコードの効果
  人間の運動は、神経筋系、および感覚運動系が制御するプログラムによって行われています。
疼痛や筋の長期間不使用によって(視覚、前庭感覚、固有受容感覚)活動が「スイッチオフ」になりやすいです。このことが、運動の拙劣さ、筋力低下と神経筋制御の低下、易疲労性、そしてQOL低下へとつながります。さらに、神経プログラムのスイッチがオフのままでは再重傷や新たな疼痛の発生が起こりえます。

1 レッドコードによる不安定性と自重を利用
2 痛みを伴わずに行われる高強度CKCトレーニング
3 ロープやスリングに加えられる様々な振動

以上の効果でレッドコードがサポートさせて頂きます。
また、マシントレーニングも行なっております。
   


Copyright(c) 2013 NursinghomeOASIS. All Rights Reserved.